ルクセンブルク事業投資セミナー
『武器』となるデジタルインフラ - EU屈指のデータビジネス環境の活用法
専門家が解説する、欧州HPC、データ大使館、GAIA-X、衛星データなど
グローバル企業が欧州事業拠点を構えるルクセンブルク。
EU内でも最も開かれた投資環境と、データ駆動イノベーション政策、企業に積極的に計算能力を提供するHPC(ハイパフォーマンスコンピュータ)、政府による企業のデジタル化支援、日本や世界のイノベーション企業進出事例など、ルクセンブルクの最新情報をお届けするセミナーの開催が決定しました。
本セミナーでは、欧州統括拠点やデータハブとしてのルクセンブルクの魅力を、ルクセンブルクの専門家や現地で活動する企業から、プロフェッショナルな視点で解説します。
また、プレゼンテーションの後には、ネットワーキングの場をご用意しますので、駐日大使やスピーカーとも交流を深めて頂ければ幸いです(※お食事・アルコールの提供はございません。)
以下、詳細です。
■日時
2021年11月29日(月)
16:00~18:00 セミナー
18:00~19:00 ネットワーキング (※お食事・アルコールの提供はございません)
■会場
パレスホテル 千代田区丸の内1-1-1 (https://www.palacehoteltokyo.com/)
4階 山吹 (※国と東京都の指針に従い、席の間隔や換気など感染防止対策を徹底します)
■招待制・参加費無料・日英同時通訳付き
■主催 ルクセンブルク貿易投資事務所/LUXINNOVATION/ルクセンブルク大使館
■プログラム(内容は事前の予告なく変更になる可能性がございます。ご了承ください。)
16:00-18:00
- ご挨拶 駐日ルクセンブルク大公国大使 ピエール・フェリング
駐上海総領事、駐ロシア大使などを経て、2016年からルクセンブルクのベッテル首相付き外交顧問(欧州連合担当)としてBREXIT交渉などに関わる。2019年に来日。現在、駐日大使と、駐韓、駐フィリピン大使を兼任。外交官になる以前は、クレディ・スイス、ソシエテ・ジェネラルにてアセット・マネージャーとして勤務。
プレゼンテーション
- 『ルクセンブルクのデジタル化 ― 進出企業のメリット』
ルクセンブルク・デジタルイノベーション・ハブ所長 アルノー・ランバート氏(オンライン登壇)
P&Gの欧州本社にてEMEA(欧州・中東・アフリカ)地域のロジスティクスシステムを担当。1998年に、欧州最大の貨物航空、カーゴルックス航空に入社しIT部門を統括。2004年に、ランバートらが中心となり、同社の社内システムを独立させ、エアカーゴ向けITサービス専門会社CHAMPカーゴシステム社を設立。2015年に同社CEO就任。2021年から現職。ルクセンブルク・デジタルイノベーション・ハブはデータ駆動経済を推進するプラットフォームで、特にインダストリー4.0を主要テーマとしている。
- 『HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング): ルクセンブルクにおける協業の可能性』
ルクセンブルク大学教授/LuxProvide共同CEO パスカル・ブーヴリー博士
仏グルノーブル大学でコンピュータサイエンス博士号取得。オランダ数学情報研究所の博士研究員を経て、欧州、アジア、北米の様々なフィンテック企業や通信企業で経営幹部として実務に携わる。2003年にルクセンブルク大学教授に就任、同大学のHPCサービスを立案・運用。欧州HPCの研究活用を促進するコンソーシアムPRACE(Partnership for Advanced Computing in Europe)のルクセンブルク代表。OECDのAIコンピュート・タスクフォースに参画。ルクセンブルクのHPC『メルジーナ』の管理運営を担うLuxProvideの共同CEO。
- 『ルクセンブルクで事業を開始する理由と方法』
ルクスイノベーション 国際ビジネス開発部門長 ジェニー・ヘレン=ヘドバーグ氏 (オンライン登壇)
研究、国際化、事業開発の橋渡しのエキスパート。スウェーデン・ルンド大学、ルクセンブルク大学、シンガポール・NTUにて、各大学と外部機関・企業との連携促進、海外からの資金調達拡大、大学の国際化を担当するディレクター職を歴任。2020年より、ルクセンブルク経済省のイノベーション促進機関ルクスイノベーションにて現職。
- ルクセンブルク進出企業の体験談1
株式会社ispace 取締役&COO 中村貴裕氏
高校生の頃に読んだ科学雑誌(Newton)をきっかけに宇宙に興味を抱く。東京大学大学院で惑星科学を修了後、新卒でアクセンチュアに入社し小売や製造業のSCM領域のコンサルティングに従事。その後リクルートに転じ、新規事業開発室にて自ら企画・立案した事業の立ち上げを経験。2011年からチーム「HAKUTO」の活動に関わる中で、社会的意義があり次の世代に引き継げるような全く新しい産業構築への思いが強くなり2015年にispaceにフルコミット。取締役COOとしてビジネス全体に責任を持ち、新たなビジネススキームの開発、顧客開拓、政府リレーション、人材採用を主導。また、2017年に日本では過去最高額となる103.5億円のseriesA資金調達を実施。
ルクセンブルク進出企業の体験談2
Spire Global 上級副社長、グローバルデータサービス部長 ジョン・ラスク氏
- ルクセンブルク進出企業の体験談3
Carlex Glass Luxembourg S.A. (セントラル硝子株式会社) Business Planning マネージャー 若本 典寛氏
名古屋工業大学大学院で電気情報工学の修士課程を修了後、セントラル硝子株式会社へ入社。製造現場のIT及び電気エンジニア、米国子会社のエンジニアリングマネージャー、日本国内の人材開発部門のマネージャーを経験後、欧州で自動車用ガラスの開発・製造・販売を行うCarlex Glass Luxembourg S.A.のBusiness Planning マネージャーとして2017年よりルクセンブルク勤務。
- ルクセンブルク進出企業の体験談3
Spire Global
司会 ルクセンブルク貿易投資事務所 エグゼクティブ・ディレクター 松野百合子
18:00‐19:00
・隣接会場にて名刺交換会・ネットワーキング(飲食なし)
■備考
・ホテルの協力を得て、防疫対策を徹底して開催いたします。
■参加方法
本イベントは招待制になります。ご関心のある方は、下記までお問い合わせ下さい。
(当事務所のニュースレターご購読者の方はご参加いただけますので、その旨お伝えください。)
ルクセンブルク貿易投資事務所
担当者: 松野、中丸、石黒
E-Mail: tiotokyo@mae.etat.lu