12月10日、11日にルクセンブルク経済セミナー「関西xルクセンブルク:ビジネスとイノベーションの新たな展望」を京都、大阪それぞれで開催します。おかげ様で、それぞれの自治体様、経済団体様、政府機関様やパートナー機関のご協力を得て、順調に準備を進めております。レーシュ大使とムース公使とともに、関西の関係者の皆様とお目にかかれますのを楽しみにしています。各会場ともまだお席はございますので、ご関心がある方は当事務所までご連絡下さい。

11月にルクセンブルクのジル・ロート財務大臣が来日し、日本の政府機関や主要金融機関などと会談し、双方の金融センターの連携強化に向けて意見交換を行いました。ルクセンブルクは欧州最大の、また世界全体でもNYに次ぐ第2位のファンド拠点として知られており、今年6月時点のルクセンブルク籍ファンドの総預かり資産高は5.6兆ユーロ(約800兆円)にのぼります。昨今、日本では政府の資産運用立国計画を受けてNISAが普及するなど投資への関心が高まり、ルクセンブルクにおける日本の資産運用ニーズが拡大することが予測されます。ロート大臣は、ルクセンブルクに拠点を置く日本の金融機関との面談で2025年からの法人税1%減税や、駐在員への税制優遇などについても説明し、日本企業のルクセンブルクでの事業発展を後押しする姿勢を見せました。

ルクセンブルクではクリスマスマーケットが始まり、年末に向けての華やかな雰囲気を人々が楽しんでいます。12月6日の聖二コラの日は、ルクセンブルクの子供たちとその家族にとっての一大イベントですが、この日に大阪でルクセンブルク文化を紹介するセミナーを開催することになりました。大阪万博のルクセンブルクパビリオン館長のダニエル・ザール氏と私が、対談形式でルクセンブルクのクリスマスマーケットや聖二コラの伝統について語るほか、ザール館長からルクセンブルクの「ドキドキ」パビリオンについての最新情報を披露してもらいます。ルクセンブルク有名シェフレシピによるホットワインと、グリルソーセージ、大使館のノベルティが提供されるクリスマスシーズンに相応しい内容になりました。

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