12月10日(火)、11日(水) 関西 × ルクセンブルク 経済セミナーを開催しました。
2024年12月10日~11日京都と大阪にて、ルクセンブルク貿易投資事務所は、経済セミナー「関西 × ルクセンブルク ビジネスとイノベーションの新たな展望」を開催しました。
【駐日ルクセンブルク大使 ご挨拶 】
セミナー冒頭では、今年10月に着任した駐日ルクセンブルク大使 ミシェル・レーシュ閣下が、皆さまにご挨拶されました。日本とルクセンブルクの二国間の歴史的なつながりや、ルクセンブルクという小国ならではの強みについても述べられました。また来年の万博をきっかけに関西圏との経済交流にも期待を寄せられています。
【ご来賓挨拶】
京都会場では、京都市の竹内 重貴副市長、在京都ルクセンブルク名誉領事、株式会社島津製作所 相談役の服部 重彦氏から、ご挨拶いただきました。
大阪会場では、近畿経済産業局長の信谷 和重氏からご挨拶をいただきました。
今回のセミナーの開催にあたり、近畿経済産業局、JETRO、関西経済連合会、京都府、大阪府、京都市、大阪市、京都商工会議所、大阪商工会議所よりご後援いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
【ルクセンブルク貿易投資事務所 松野によるプレゼンテーション】
「ルクセンブルクの経済、イノベーション環境」と題し、ルクセンブルク経済の概要と、重点セクター、日本企業にとっての事業環境や政府が提供する支援策業について説明しました。また、2025年の大阪万博開催期間中に計画されている3つの経済ミッションの派遣予定について案内しました。
【大阪・関西万博 ルクセンブルクパビリオン館長 ダニエル・ザール氏によるプレゼンテーション】
ルクセンブルクは、大阪・関西万博に自前パビリオンを出展することにいち早く名乗りを上げた国の1つです。来年4月の開幕にむけ、建設も順調に進んでおります。ザール館長は、パビリオンのテーマ「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」にあるように、来場者の皆さんがドキドキする体験を準備している旨を強調しました。
【日本企業体験談 : 株式会社Double Feather Partners CEO, Founding Partner 武藤 康平氏によるプレゼンテーション】
セミナー後半では、実際に日本とルクセンブルクの間でビジネスを展開する企業に登壇いただきました。同社は、ルクセンブルクをアフリカ市場へアクセスする際のゲートウェイとして活用しており、アフリカにおける社会課題の解決に取り組む投資やスタートアップ支援等をされています。
【ルクセンブルク企業体験談 : Artec 3D CEO アルテム・ユーキン氏によるオンラインプレゼンテーション】
同社はルクセンブルクを拠点に世界展開する3D スキャナーの開発・製造企業で、日本の代理店を通じ日本企業や研究機関などで幅広く導入されています。2023年には日本事務所も開設されました。
【ネットワーキングレセプション】
会場となったホテルのご協力もあり、ルクセンブルク料理数品とルクセンブルクワインが、レセプションで提供されました。
京都会場では、お忙しいご公務の合間をぬって、京都府の西脇 隆俊府知事よりご挨拶くださいました。
大阪会場では、公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会の櫟 真夏副理事長よりご挨拶いただきました。
来年の大阪・関西万博会期中に、ルクセンブルクからも複数の経済ミッションの来日が計画されています。今回の経済セミナーを皮切りに、関西圏とルクセンブルクの経済交流が深まることを願っています。