来る6月20日(水)、欧州第二の金融センター・ルクセンブルクで注目のフィンテックピッチコンテスト「FINTECH AWARDS LUXEMBOURG」が開催されます。欧州展開を目指す日本のフィンテックスタートアップや、フィンテックの最前線にご関心をお持ちの方には絶好のチャンスです。
「FINTECH AWARDS LUXEMBOURG」は、ルクセンブルクのフィンテックイノベーション推進組織・LHoFTとKPMGによって開催される、フィンテックピッチコンテストです。毎年このコンテストをきっかけに、多くの有望スタートアップが欧州でのビジネス展開を本格化させました。優勝賞金は5万ユーロ。何よりもこのコンテストでの優勝は、欧州中での知名度向上という、貴重な価値をもたらします。グローバル展開を加速させたい日本のフィンテックスタートアップや、欧州のフィンテックの最新動向や海外企業とのオープンイノベーションに関心のある日本企業にとっても大変魅力的な内容になっています。
ルクセンブルク政府は同イベントを積極的に支援し、昨年はベッテル首相ならびにグラメーニャ財務大臣も講演しました。
ピッチコンテストへの応募受付は4月30日(月)まで!
詳しくは以下概要や公式HPをご覧の上、直接サイトよりお問合せ・お申し込みください。また視察でのご参加も是非ご検討ください。
「FINTECH AWARDS LUXEMBOURG」 概要:
主催: LHoFT / KPMG
イベントパートナー:Digital Luxembourg / Luxembourg for Finance / LUXINNOVATION / Luxembourg ICT Cluster / MAISON MODERNE
会場: ルクセンブルク市内Kirschberg地区
プログラム : 公式サイトにて随時更新予定
お申し込み締め切り:2018年4月30日
公式お申し込み先サイト: https://www.fintechawards.lu/
2017年度コンテストの模様:
GoodWay様による2017年度のイベントレポート(日本語)
https://goodway.co.jp/fip/htdocs/joen0j5m9-3242/#_3242
<補足情報>
【ルクセンブルクの金融センターについて】
世界第二位のファンド管理拠点、ユーロ圏第一位の金融センターとして、世界中から多くの金融機関が集積、金融セクターとして確固とした地位を築いています。近年ではBrexitに伴い、大手保険会社を中心に多くの金融機関がロンドンに代わる欧州拠点として進出を発表、日本からも大手損保3社が新たな欧州拠点として進出を発表しました。またESGに代表されるグリーンファイナンスの重要性にもいち早く着目。2016年、世界で初めてグリーンボンドなど環境関連金融商品のみを取り扱う取引所「ルクセンブルグ・グリーン取引所(LGX)」を創設しました。今では世界の上場グリーンボンドのおよそ50%を取り扱う市場に成長しています。
【ルクセンブルクのフィンテックへの取り組みについて】
2007年にオンライン決済のPayPalに銀行免許を発行するなど、早期からフィンテックの可能性を確信。楽天やアマゾンなどEコマース大手の欧州本社があるルクセンブルクではデータマネジメントやペイメントをはじめ様々なフィンテック企業が活動しています。2015年10月には欧州他国に先駆けて、仮想通貨企業SnapSwap社に金融監督当局がペイメント免許を発行。日本からも、楽天ヨーロッパが銀行免許を取得、bitFlyer社がペイメント免許を取得、など各社ルクセンブルクを拠点に欧州でのビジネス展開を本格化させています。2016年、政府主導のイノベーションプラットフォームLHoFT設立。
【LHoFTについて】
LHoFTは、2016年に政府主導で設立されたフィンテックイノベーションプラットフォーム。ルクセンブルクの金融サービス業界の技術革新を促進する官民組織です。デジタル金融サービスの中心地として、財務省、経産省、国務省、および金融機関含む民間パートナー13社の支援を受けています。