2022年12月に締結されたルクセンブルクのイノベーション促進機関「Luxinnovation」と茨城県つくば市間のMoCを皮切りに、ルクセンブルクとつくば市は様々な交流を実施しています。
今回1/23 – 1/25に開催されたジェトロ茨城主催ビジネスミッションは、つくば市、JETRO、茨城県との連携によって実現したものです。現地では募集と同時に多くのルクセンブルク企業が関心を寄せ、最終的に選考された7社が来日しました。
来日企業一覧
- OQ Technology (5G NB-IoT向けLEO（低軌道）通信衛星コンステレーション)
- MAANA ELECTRIC（環境に配慮したシリコン抽出・太陽電池製造技術）
- EmTDLab Space Division SA（宇宙機器向け次世代放射線シールド素材やチップレット開発）
- LuxSpace Sarl.（小型の低軌道衛星システムやアプリケーション開発）
- Data Design Engineering（データドリブン型AIソリューション)
- MOLECULAR PLASMA GROUP（低温大気圧プラズマによる表面処理技術）
- SolarCleano（自動ソーラーパネル清掃用ロボット）
初日、在京ルクセンブルク大使館にて使節団メンバーは、フェリング大使を表敬訪問しました。その後、虎ノ門にあるCIC Tokyoにて開催されたピッチ & ワーキングイベントへ参加しました。
２日目は、宇宙ビジネス共創プラットフォーム: 一般社団法人クロスユーを視察し、意見交換を実施しました。午後は、つくば市へ移動し、つくば研究支援センターを見学しました。つくば研究支援センターに入居しており、且つ来日企業とも関連するような技術を開発している日本のディープテックスタートアップ企業等とも交流を深めました。
最終日もつくば市にてプログラムを遂行し、国立研究開発法人物質・材料研究機構やJAXA筑波宇宙センター、筑波大学を訪問しました。つくばスタートアップパークでは、参加したルクセンブルク企業がつくば市のエコシステム関係者、企業向けへ事業紹介を実施しました。
一連のプログラムを通じて、各企業とも日本の研究機関や企業との協力、あるいは日本進出への関心も確実に高まったようです。今後も引き続きルクセンブルクとつくば市の経済交流を支援して参ります。
改めまして今回の来日プログラムを計画・実施していただいた関係者様やピッチイベントにご参加いただいた皆様、そしてルクセンブルク企業団の訪問を快く受け入れていただいた全ての機関・企業の皆様に、心より感謝申し上げます。有難うございました。
