コロナウィルス感染拡大を受け、ルクセンブルクでは3月16日から外出制限が継続中です。在宅勤務、休校、社会距離の徹底など感染拡大防止対策を現地の人たちは実際どのように実施しているのでしょうか?現地で暮らす日本人の方にご協力頂き、これからレポートしてまいります。

日本でも4月7日に非常事態宣言が7都道府県で出され、外出の自粛が要請されました。これからの過ごし方の参考になる点もあるように思います。

レポーター:

ルクセンブルク在住20年

Haag – 松村 友里江さん

『ルクセンブルクにはフランスのスーパーのAuchanやベルギー系のスーパーのDelhaizeやMatch、またルクセンブルク系のカクタス等があります。私はカクタスとデレーズによく行きます。

人との距離を保つために、入店者数を少なくする様になっています。制限生活が始まり、最初の数日で、トイレットペーパー、保存食になる米やパスタ、また主食のパンの材料である小麦粉や強力粉などの粉類、缶詰などが売り切れました。2週目には少し落ち着きを取り戻し、私が2度目に買い出しに行った時には、除菌可能な清掃用品などはまだ品薄の物はあってもトイレットペーパーやパスタ、缶詰などは補充されており、野菜も果物もあり安堵しました。今は買い占めを防ぐため、スーパーによっては小麦粉は一人2袋まで購入可となっていたりします。

そして先週、3度目の買い出しに訪れた際は、また入店管理がされており、それはどこのスーパーでも今も続いているようです。

大抵、スーパーの入り口に警備員が1名立っており、お客さんの出入りを指示して、外で待つ間も、お互いの間隔を開けて静かに待っています。私は15分程待って入店できました。

入り口のところには注意事項が図入りであります。

除菌ジェルを置いてあるスーパーもあります。

中には普段は無い、「買うものだけを手にとってください」との表示も見ます。

各スーパーがそれぞれの方法で感染予防をしています。買い物カートの持ち手の部分を除菌し、除菌済みカートは入り口近くに、誰か既に使用したカートは外に並べ、混ざらないようにしている所もあり、ありがたいです。

また今では、どのスーパーもレジの前には赤や黒でラインが引かれ、会計で働く方を感染から守るため、この線より内側には入らないようにと言われます。またレジの前に、大きなプラスチックの板が張られている所もあります。

また距離間を保つために全てのレジを開けない場合もあります。その表示』

『現地レポート:外出制限下のルクセンブルク 買い物編③』へ続く

https://www.investinluxembourg.jp/ja/news/shopping-report-from-luxembourg-edit-3/

『現地レポート: 外出制限下のルクセンブルク 買い物編①』はこちらから

https://www.investinluxembourg.jp/ja/news/shopping-report-from-luxembourg/

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